ホームページの作り方 第一回

前回、ホームページを作るべき理由を解説しましたが、今回はどうやって作るのかについて考えてみたいと思います。
作り方と言っても、中身についてではなく、立ち上げについてのお話ですので、ホームページ作成に挑戦してみたいと考えている方のご参考になれば幸いです。

目次

ホームページ作成方法の種類とメリット、デメリット

ホームページの作成方法には大きく分けて2種類あります。
一つはWEB上で作成する方法(一般的にCMSと呼ばれます)で、このサイトもそうですが、今の主流はこのタイプです。
もう一つは、PC上で作成してアップロードする方法で、少し前はこちらが主流でした。と、言うよりはWEB上での作成方法がまだなかったので、PC上で作成するしかなかったとも言えます。今回はこの方法についてソフト版と呼ぶことにします。

メリット

ではそれぞれのメリットについて見ていきましょう。

CMSのメリット

CMSの最大のメリット(自分の中では、ですが)はどの端末からでも更新出来る事。
厳密にいえば違うかも知れませんが、WEB上で直接、データサーバにアクセスして操作する事が出来る為、インターネットに接続できる環境であれば、いつでもどの端末からでも作業できます。
また、データはWEB上に保管される為、端末の故障によるデータ消失の危険がありません。
それはつまり、ホームページ用の素材もデータサーバにアップロードしておけば、端末上に保管する必要がないということにもなります。ですので、動画等の容量の大きいコンテンツを扱う場合は端末上の容量を抑えることも可能です。

ソフト版のメリット

ソフト版の最大のメリット(これも個人的ですが)は、セキュリティーに強い事。
当然ですが、ソフト版の作業はオフラインで可能で、HPのデータも全てPC上に保管されます。そのため、HPの内容が不正に改ざんされたとしてもPC上のデータを再度アップロードしてしまえばすぐに元通りです。CMSサイトの場合は、HP内容が改ざんされてしまったらすべて手作業での修正が必要になりますが、その心配はいらないという事です。(CMSの場合でもデータサーバのサービスによってはバックアップを作成してくれている場合があります)
また、持ち運べる端末を使用する場合は、オフラインで作業できるメリットを生かして、ネット環境のない場所での作業が可能なところも魅力的です。

CMSのデメリット

一見、便利なCMSサイトですが、メリットがそのままデメリットにも繋がります。
CMSの場合はネット環境がない場合は作業がまったくできません。最近は飲食店やホテル、電車内などにもネット環境が整備されていますが、それでも近所の公園でのんびりしながらとか、山や海の自然に囲まれての作業なんかは難しいです。スマホのテザリング等で対策は可能ですが、別料金が発生してしまいます。
また、データがオンライン上に保管される為、セキュリティー対策が必要になりますし、改ざんやら乗っ取り被害にあう可能性もあります。

ソフト版のデメリット

ソフト版もメリットがそのままデメリットになります。
端末上にデータが保管されている為、作業出来る端末が限定されてしまいます。デスクトップPCで作成している場合は持ち運びは現実的ではありませんし、ホームページ作成に使用するデータも基本的にはその端末内に保管し続ける必要がある為、容量を圧迫してしまいます。この点は対策も可能ですが、対策するにしても、余計な一手間がかかってしまいます。
また、使用している端末が故障した場合、データが消失してしまう可能性もあります。リアルタイムでバックアップするシステムを導入していなければ、最低でも最後にバックアップした時点まで逆戻りしてしまいます。

どちらがよいか

双方のメリット、デメリットは他にもありますが、個人的に重要な部分について簡単に紹介してみました。
では、それらを考慮してどちらの方法が良いか、と聞かれた場合、私がお勧めするのはCMSを使用した方法です。
特にこれから始めたいと思っている方はCMSの方が便利ですし、なにより無料で作成できるサービスが沢山ある為です。もちろん、無料ゆえのデメリットはありますが、本格的に始めようと思ったときに改めて有料のサービスを比較検討するので問題はありません。
特に、ソフト版はお試しで使えるものもありますが、基本的には買い切りになりますので、初期費用がそれなりに必要になってしまう点でもハードルは高めです。購入した後で「自分には合ってないな」と思っても後の祭りになってしまいます。
そんなわけで、これ以降の開設方法については特に断りがない限りCMSを採用した方法とさせていただきます。

さて、今回は準備として2種類の作成方法をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
どちらの方法にしてもメリットデメリットはありますので、最終的にはご自身にあった方法を採用するのが一番です。
次回以降はCMSでの開設を前提に進めていきますが、もしも需要があるならソフト版についても検討してみますので、ご希望の方がいましたらコメントくださいね!

それではまた!

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